まず、始めに。
ごめんなさい。私はあなたの事を勘違いしていました。
本当の強さを知って、あなたの事を見直しました。
前に色々と傷つけるようなことを言ってごめんなさい。
だから――――
事の発端は地下に向かった偵察隊がインベーダーの戦闘メカの強襲を受けたのが始まりだった。
インベーダーは巨大生物の増殖を助けようとしている。そう結論付けたEDFはすぐさま次なる地下侵攻作戦を計画。まずは、その障害となる戦闘メカを撃破する事を決定した。
正直なところ地下の巣潰したって、あまり意味がない気がする。だって、インベーダーのキャリアーがポコポコ落としてくるくらいだし。以前は巣穴なしで投入してきたわけだし。
ま、それは敢えて言うまい…。
ともかくその任務が下ったのが私で、すぐさま現地へと移動した。
場所は何度か見たイギリスの地下鉄坑内。が、インベーダーや巨大生物にしては珍しく横穴がない。
一見すれば、フツーの地下鉄トンネルである。
が、その直後。考えが変わった。
視線の先にいるのは、いつぞやのダンゴ虫の色違い。あのペイルウイングの敵ではない!!とガスタンク爆破でまとめて吹き飛ばしたりして遊んだ、あの敵である。
しかし、今回は状況が違う。ここは狭いトンネル。飛んでも避けるスペースはない。横に避けるスペースもない。一体どうやって自分はここに入って来たのか謎だが出口もない。
うわぁー、これってすっごくやばいんじゃー(汗)
が、怯んでいるばあいではない。逃げれないなら倒すだけ。
跳ねられる前に潰すっ!!
―――駄目でした。
ちゃっかり装甲が強化されているらしく、2匹くらいは倒せたものの、3匹目は間に合わずにはねられた。
おのれ、味方を縦に突っ込んでくるとは血も涙もない奴めっ!! あ、メカだから当然か…。
とりあえず気持ちよく吹っ飛ばされる。
そして、起き上がろうとしたところで再び跳ねられて――――
ぐりぐりぐりぐり…。
加速しない状態で上をゴロゴロゴロ。気分はすりこ木で潰されるゴマのごとく。
普通なら圧死してそうだが、そこのところはさすがEDF特製アーマースーツ。かなりキツイが死には至らない。ある意味、そのせいで生き地獄だが。
あの〜、そろそろそのくらいでやめてくれない?
ぐりぐりぐりぐり…。
もしかして、前のこと気にしてるとか…?
ぐりぐりぐりぐり…。
ごめんなさい。
私はあなたの事を勘違いしていました。本当の強さを知って、あなたの事を見直しました。
前に色々と傷つけるようなことを言ってごめんなさい。
だから、もうやめてください…。
ぐりぐりぐりぐり…。
―――――ぷっつん
ちょっと優位にたったからで良い気になるんじゃねぇぞ、おらぁっ!!(怒)
〜作戦終了後〜
「お、おい大丈夫か? ボロボロじゃないか」
「――――平気です。ちょっと頭に来たんで、零距離でEXプラズマランチャーぶっぱなしただけです」
「零距離って……(汗)」
「とりあえず、反省してるのにネチネチいじめる奴って嫌ですよね♪」
「……ほ、ホントに何があったんだ?(汗)」
その事実は、本人と読者のみが知る。
To Be Countinue....
□ おまけ□
ダンゴ虫強化型のギリオ改めギリオラさんです。
とりあえずダンゴ虫メカのためのステージと言っても過言ではありません。
鉄球じゃ雑魚でも、ここではそうはいきません。甘く見てると跳ねられて押し潰されて爆発に巻き込まれます。
とりあえず、あんなひらけた場所に投入するより、洞窟とかに投入した方が効果は期待できそうです。絶対。
Comment
もしかしたら製作者が忘れてる・・・とか?(汗
PARを使ってキャリアーから投下させてみるのも面白いかも・・・(笑
そんなコードあるかわからないんですけどね(笑