山岳部に大型円盤…キャリアーが出現。
だが巨大生物の投下を食い止めるため、山岳部にて迎撃をする事が決まり、すぐに現場へと飛ばされたのであった。
現場に到着すると、向こうもこちらに気がついたのか…すでに巨大生物を投下し始めたところだった。
だが、前回の事も踏まえて…真っ先にキャリアーを優先して狙う。
さすがに、もう5時間も戦えと言われても絶対に嫌。真っ平ごめんである。
試作型とは言えサンダースナイパーは狙撃兵器としてはやはり使い勝手が良く、試作じゃない奴を早く開発してほしいな…。などと思っているうちに、キャリアーの一機を撃墜に成功。
次の奴も落とそうと…。そう思いつつ狙いを定めようとした時、いきなり下の方から糸が飛んできた。
ちなみに、今…私は谷間にかかる橋の上にいる。
なんとなく嫌な予感がする。そう言えば、最初に投下した巨大生物は――――
そう思いつつ下へと視線を向けると、蜘蛛バゥがたくさんいた。
まぁ、多数で攻めてくるのはいつもの事だけど、上から見ると、これまた……(滝汗)
は、ははははは…。嫌だなぁ、次からは上からは見ない事にしよう、うん…。
しかし、今回はこちらだって負けはしない。
サンダーボウ10と呼ばれる新兵器を持って来ているのだ。10本もの電撃を一斉に撃ち出す武器で、かの電撃兵器の権威、結城博士が開発した新装備である。
電撃が拡散してしまうため、近づかないと威力にやや不安がある物の近距離では申し分ない。。わかりやすく言えば、ショットガンみたいなものだろうか? いずれにしても、開発部が作ったものに比べれば消して悪くはないのは確かだ。
あ、結城博士も開発部か(汗
とりあえず一度、遠くまで飛行して退避し、長距離から試作型サンダースナイパーで攻撃。近づいてきたら、サンダーボウ10で仕留めるという王道パターンで対処。
そして、周囲を一掃してから…2隻目のキャリアーを狙うため、スコープを除く。
見れば、すぐ近くにいいた。ほぼ真上だ。
ここでふと、ある考えが浮かんだ。戦闘ばかりしていては気分が荒む。だから、すこしくらい気分転換をしても良いだろうと。……落とすのは、いつでも出来るし…。
飛行ユニットを展開し、上空へと飛ぶ。そして、うまく合わせキャリアーの突起部分の根元目掛けて、降りてみたら乗れた。
眺めはいい。それにぐるぐる回るので何もしなくても景色が全周囲見渡せる。
なかなか良い。なぜか、目の前に落としたはずのキャリアー一隻いるように見えるが、あれは幻だ。
間違っても作者が、キャプチャーするタイミングを間違えたからではない。
だが、私はすっかり忘れていた。新たに投下された蜘蛛バゥが下の方でわらわらとたむろっていると言う事実に。
そして、零距離で破壊して、その真っ只中に降りて、わたあめみたいにされて、危うく防衛記録をここで終わらせてしまう事になりかけるとは……。
このときはまだ、知る由もなかったのである…。
やっぱり作戦中に遊ぶのは程々にしないとね………てへ☆
To Be Countinue....