敵の大型UFOが出現し、市街地に巨大生物を投下した。
その知らせを受けたEDFは、ただちに現場へと急行する事になった。
今回の作戦区域は、再び日本だった。
とは言え、何もわざわざロンドンから日本まで連れて来なくても良いと思うのだが…。なぜならEDFは世界中に隊員がいる訳だし。
しかしながら、そこで自分がペイルウイング隊員である事を思い出した。ペイルウイング隊員は各国に派遣されているのだ。だから、いきなり日本に飛ばされても仕方がないのだと。
とりあえず、そう言う事にして現場に到達すると、そこには二隻もの大型UFOがいた。
あぁ、あれか・・・。この前、私の仕事を増やしてケーキを食べさせまいとした奴か。
どうも、あれが巨大生物を投下しているらしい。そう言えば、この前も蜘蛛バゥを投下していた気がする。となれば、あれはキャリアーと言った所だろう。攻撃してくる様子もないし、輸送関係に武装は施さないのは、何処の星も同じらしい。意外な共通点だ。
などと感慨にふけっていると、すでに投下されていたと思われる巨大生物の群れが近づいていた。
黒蟻と蜘蛛バゥの2種類。さしあたって、蜘蛛バゥを優先して撃退する。
黒蟻の酸も確かに厄介だが、あの糸はそれ以上に厄介だからだ。
お尻から飛ばされた糸に当たるのはともかく。避けて残った糸にも触れば当たってダメージがあるのだ。しかもちょっとだけ動きにくくなるし。
それに比べれば、ボーっと立ってても当たらない方が多い酸など、さほど脅威ではない。別次元(難易度インフェルノ)の世界では洒落にならないらしいが、少なくともこちら側では問題ない。
とりあえず、もう慣れた物でちゃちゃっと黒蟻と蜘蛛バゥを片付けていく。
だが、この時、私はある致命的なミスを犯している事にまだ気がついてはいなかった。
おかしいと気づいたのは、戦闘開始から5時間が経過した時の事だ。さっきから幾ら倒しても、終わらないのである。
さすがに私も疲れてきた。だが、これらを片付けなければ帰る事は出来ない。しかし一向に数が減らないのだ。
とりあえず近づいてきた黒蟻をE3プラズマランチャーで吹き飛ばし、上空へと避難する。
一体なぜ……。今だに事情がわからないまま、偶然にもキャリアーの真下を抜けようとした時―――
って―――いゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?
〜現在ちょっと錯乱しています。しばらくお待ちください〜
ぜぇ、ぜぇ…。
キャ、キャリアーから蜘蛛バウが投下されたのである。し、しかも、目と鼻の先を掠めて―――
つまり、このキャリアーは巨大生物をエンドレスで投下し続けるらしい。
この前は、一回投下したっきりだったので、何度でも投下してくるとは思わなかったが…。
まさか、このための罠だったとは…。やるわねインベーダー。
とりあえず一度わかったトリックはもう通用しない。
それならこのキャリアーをさっさと沈めてしまえばいいだけなのだから。
予想通り、キャリアー二隻を撃墜すると、それ以上巨大生物が増えることもなく、ようやく全滅させる事に成功した。
もっと早く気がついていれば、実はあまり苦労しなかったのかもしれない。けれども、この経験は次に生かせばいい。ただ、それだけの事だ。
あ〜そこの君…。何で5時間も戦って気づかないんだよ、とか余計な事を言わない。
ゲームと違って、キャリアー落とさないと終わらないとかの前書きはないんだから、こっちは…。
それに誰も教えてくれなかったんだもん…(ブツブツ)
To Be Countinue....
Comment
ヤツのおかげでインフェルノクリアできません。・゚・(つД`)・゚・。
そして新規データを作って初めから楽しんでいるという・・・ぐふ
―――とりあえずHARDくらいは終わらせたいけど(汗