地下の異変。
なんでも、巨大生物の巣が発見されたらしい。まぁ、仮にも蟻だし、地下に巣があってもおかしくない。と言うか、だとするとあの巨大な塔は何なんだろう?と思うけども、それを言ったら元も子もないので黙っておく。
地下の調査のために、地下鉄の線路に添って進む事になった。
さすがに地下鉄と言うだけあって、決して広くはない。困った…これではペイルウイングの機動性が生かせないじゃないの…。
高く飛んだりとかも出来ないし、横にかわすにも広くはないし。
一つ気になるのは、なんとなく日本の地下鉄らしくない気がする事くらいだろうか。
↑日本の地下鉄?
どっちかというと、ロンドンとかそっちの地下鉄のような気がする。でも仲間が東京〜とか言ってたから、日本で間違いないのだろう。
何か大きく間違っている気がするけど。
きっと最近開設された地下鉄なのだろうと納得して、先へと進む。やがて、地下鉄の一角にぽっかりと不自然な横穴があった。
……こんなところに横穴?
少しばかり怪訝に思い込みつつ覗き込んでみると、目の前に黒蟻がどアップいておどろいた。
まぁ、驚くと同時にレイピアの餌食になったけどね☆
どうやらここが巣穴に繋がっていたらしく、奥の方からぞろぞろと黒蟻が迫って来る。すぐにE1プラズマランチャーを構えて発射。通路を埋め尽くすようにして爆発と閃光が走る。
はっ、ざまあみろ。かわしにくいのは私だけじゃないのよっ!!
…あぁ、いけないいけない。また、地が出ちゃった(汗) あいにく今回も周囲には誰もいなかったため、この事実は知られずに済みそうだ。
さしあたり、しばらくその場に居座って、黒蟻を迎撃。いつもみたいに細かく狙わなくても、爆発で一網打尽に出来るので非常に楽だ。
それから、幾らか黒蟻を減らして横穴から奥へ。間違いなく、この先が巣穴に違いない。
「………」
すぐに巣穴とおぼしき場所に辿り着いた。例によって、かなりの数の巨大生物がいる。まぁ、何もいない巣なんて意味ないから、当然なのだけど。
しかし、それ以上に思ったことが、巣穴の構造だった。
ペイルウイング隊は飛べるから良いけど、陸戦兵の人達はとても大変そうよね、ここ…。
大きな縦穴に、通路らしき物が縦横無尽に走っている。
パッと見た限り、地道に上っては行けそうだが、私は少なくとも歩いて上っていきたくない。だって飛べるし。
ここもかなりの高さがある。もしかして、実はあの塔の内部がここだったりするのだろうか?
とは言え、高いところが好きな私でも上まで行く気はなかった。
こんな眺めが最悪な場所、誰が好きで登るものですか…!!登ってほしけりゃ窓の一つでもつけるのね。
とりあえずすでに何度も戦っている黒蟻如きに遅れを取る私ではない。
それこそ破竹の勢いで飛び回り、黒蟻を切り裂き、吹き飛ばす。この調子なら、ここを制圧するのも時間の問題だろう。そう思った矢先―――
「各隊員に告ぐ。これ以上の侵攻は不可能である。周囲の巨大生物を掃討し撤退せよ」
…えー!? なんで!? どうして!?
……あ、そうか。ここに来てるのは私だけじゃなかったんだ。周りに誰もいないからついつい忘れちゃってたわ(汗)
きっと他のグループの被害はかなり出ているのだろう。となれば、司令部の、この判断は間違っていない。
たった一人を現場に放り込んだりとか、色々言いたい事も多いけど。
To Be Countinue....
Comment
画像も加わると一層読みやすいです。
ところで画像はデジカメで撮ってますか?
TV越しの撮影かもしくはPCでやっているとか?
もしよかったら教えてください。
こういう時は便利ですね、ほんとw
自分はわざわざデジカメで撮影ですね。
TV越しでも綺麗な撮り方がわかったんで、画像を改めて貼りなおしました。PC並みではないですが、かなり見やすくなったと思われます。
今後のミッションで画像がどういかされていくのが楽しみですね。
期待してますよっ。