第6話 糸使い

2005.8.15.Sun

URI of this article. 
http://edfx.org/2/eds/050815 

お待たせしました。漫画のお手伝いから解放され、お祭りも無事に終わりました。更新再開ですよ。

お手伝いの途中、先生がなにげなく「お前の日記、なんかやたらガンダムネタ多いよな」とかおっしゃるのです。ひえぇ。ヤバいです。まさか見てるなんて!
おまけに、これを見た別の友人が先生の前でネタばらしをしてくださり、ろくに手伝いもせずサブリミナルを仕こんでたという事実が白日の下に。
内緒だったのに。内緒だったはずなのに…!
まぁいいや。いいことにします。
過ぎたことを気にするのは男らしくないですよ、先生。(先生の方かよ!)

さて、盆休みの残りは3日間、どこまで進められるでしょうか。
今日の2ミッションはまとめてやってまとめて書いたので、いつもとちょっと風味が違います。9:市街戦を軽く読み返しておくことを推奨。

10:多眼の凶虫

[ ダロガを貫く光線(捏造) ] 天から一筋の光線がはしったのは、基地らしいものも見えないまま昼が過ぎ、だんだんどうでもよくなってきた頃だった。
一瞬の出来事だった。
光線は敗走する機動歩兵を貫き、すぐに霧散した。

機動歩兵は爆発を起こしながら数歩進んだ後、その場に崩れ落ちる。
突然のことに驚いた俺は天を見上げるが、なにも見えない。
おそるおそる近づいてみると、機動歩兵は動きを完全に停止していた。貫通部は溶解し、内部はひどく破壊されているようだった。
これほど強大な出力を持つ光学兵器とはなんだろうか。少なくともEDFのものでないことはたしかだ。こんな強い兵器があるなら俺が命を賭けている理由が見つからない。
…マザーシップか?
尾けられてるとも知らず、基地(かどこか)へ逃げ帰ろうとする愚か者への制裁だったのだろうか。
再び天を見上げるが、やはりなにも見えなかった。

ちっ。
もう動かないチンポコ野郎を蹴飛ばし、俺は舌打ちした。ちょっと思いきり蹴飛ばしすぎたか、アーマーが1減った。
どうせ殺すなら、中の奴だけにしてくれりゃよかったのに。こんなに壊れていたら乗って遊べない調査できないじゃないか。ちぇ。

なんにせよ、唯一の手がかりは失われた。これ以上の追跡は無理だ。
とりあえずいったん本部へ帰還しよう。
そう思ってきびすを返した俺は、仰天した。文字通り、天を仰いだ。

雲を布団にたとえるなら、それは見事な寝小便の染み。徐々に広がり、今にも布団を突き破ってきそうだった。
…くる!
今日は本当に忙しい。から何度めの接敵だ。
だが、向こうから現れてくれるとは都合が良い。今度こそ終わりにしてやる。
英雄の名は俺にこそ相応しい。

うっかり本音を漏らしながらゴリアスDにロケット弾を装填していると、異変に気づいた。雲を突き破って現れたマザーシップに引き続き、見たことない宇宙船が2隻現れたのだ。
な、なんだあれは…!?
マザーシップよりいくらか小さく、下部には棘らしき突起も見える。俺の脳裏に、マザーシップが放ったすっげえ攻撃が蘇る。しかもマザーシップは修理をしてきたようで、棘状の突起も変な輪っかも復活していた。
3隻にあんな攻撃をされてはたまらない。ましてや、今はアーマースーツが破損している。些細な一撃でアニメTシャツとご対面ってわけだ。

遠くからその様子を見ていた俺は、なにが起きるかを確認するまでもなく駆け出した。奴らとは正反対の方向に。
馬鹿野郎、あんなのとまともにやりあってられるかよ。

俺は走った。これは敗走ではない。戦略的撤退である。
嘲笑うマザーシップの顔が目に浮かぶ。どこに顔があるのかは知らないが、たぶんてっぺんあたりについてるんじゃないかと思う。

[ あっはっはっ(捏造) ] (こんな感じか?)

ふん。笑いたければ笑え。貴様の相手は選び抜かれたEDF部隊だ。せいぜい遊んでもらうがいいさ。俺が出るまでもない。

EDF部隊は事前に察知していたのか、すぐに到着したようだった。
そして、間髪入れずに無線機が叫ぶ。
「ぐあっ!食らええぇぇ!」
ズキューンズキューン
「なんだ!?…糸!糸が!糸が取れない!」
「動きが取れない!助けて!死にたくない!」
「離せ!離せ離せ!」
バキューンッ
「あ…うわぁっ…ぐっ…ぐあぁっ」
ザザーッ

…な、なんだ、なにが起きてるんだ!? ちょっと早すぎないか!?
ていうか、糸、糸ってなんだよ!?

おそらく、駆けつけたEDF部隊は甚大な被害を被ったことだろう。あぁ、期待なんかしちゃいなかったさ。こうなることはわかっていたさ。
だが、考えてもみてくれ。俺の命と彼ら100人の命、どちらが重いかは天秤にかけるまでもない。
従って、俺は逃げなければならないのだ。許せ、許してくれ!仇は必ず取ってやる!後で!

アーマースーツの中に入りこんでいる大量の水がジャブジャブいって、やたらに走りづらかった。
途中、一度だけ後ろを振り返った。マザーシップと2隻の中型円盤が遙か上空の彼方に消えていくところだった。
なんだ、アレは撃たないのかよ。それならそうと早く言ってくれよ。

引き返そうかとも思ったが、そうする必要性を感じなかったのでやめた。

11:凶虫大挙

命からがら近くの支部に辿りついた俺は、深い安堵のため息をついた。追っ手がこなかったのは幸いだった。
真っ先に新しいアーマースーツの配給を受けると、更衣室に誰もいないことを確認して(誰かに見られるとヤバいからだ)脱ぎ捨てる。穴の開いたアーマースーツからは、大量の水が溢れだして床一面を濡らした。うわ、こんなに入っていたのか。

びしょ濡れになった装備を一新した俺は、とりあえず一服しようと更衣室を出た。いい加減疲れた。
休憩室のモニタには特別報道が流れているようだった。ソファに腰を沈めて見やると、偵察班が撮影した「新種の巨大生物」とやらの映像が映し出されていた。

[ 蜘蛛の大群 ] これは…蜘蛛か?
またずいぶんデケエな…。
それにしても、この偵察班は隠れる気がまるでないようだ。
ちょっと惚れたぜ。(死んでなければな)

蜘蛛が人を襲っている様子を見て、俺は考えこんだ。
蜘蛛は益虫ではなかったか? それが人間を襲うとは、なんとも皮肉なことだ。
いや、ちょっと待て。なにをもって益虫とするのか、まずはそれから考えないといけないだろう。
言うまでもなく、蜘蛛は別に人間のために働いてくれてるわけじゃない。その性質が人間にとって有益だからだ。害虫の駆除に始まり、強度に優れた糸を利用する研究も進んでいる。

では、もう少しスケールアップして考えてみよう。蜘蛛が地球にとっての益虫だと考えたらどうだろうか。人間を襲うのは至極あたり前のことだ。インベーダーは、そこに目をつけて蜘蛛を選んだのであろう。
合点がいった俺は膝を叩いて喜んだ。

あぁ、いや、喜んでいる場合ではないか。
こんなのに襲われたら人間なんかひとたまりもないだろう。
今ごろ全滅してるであろうEDF部隊のことを思うと、笑いが止まらない。
…ん、あれ、またなにか間違ったか?
まぁいいや。それよりも、こいつの対策を考えなければならない。

なによりの驚異は、あの糸であることに間違いはない。蜘蛛の糸というのは有機物で最強の繊維であり、同じ太さの鉄より強く、鉛筆くらいの太さにして網を張れば飛行中のジャンボジェットさえ捕らえられるほどだという。
映像で見る限り、あの太さは鉛筆どころではない。そうめん100本分はありそうだ。

映像に見入りながら、俺は無意識のうちに避け方をシミュレートしていた。
奴らは尻を上げた時に糸を飛ばす。そこですかさず横へ回避し、反撃の体勢を作る。
こんな感じでいけるはずだ。

「敵襲!新種の巨大生物です!まっすぐこちらに向かってきます!」
警報とともに館内に緊張が走ったのは、シミュレーションを何度か繰り返しているうちにソファから転げ落ちた時だった。
「馬鹿な!なんでここの場所がわかるんだ!?」
支部長とおぼしき人物が血相を変えて廊下を走っていく。
はん。お前の薄っぺらい頭髪じゃ一生考えてもわからんよ。

俺にはなぜ奴らがここの場所を正確に察知できたか、すぐに理解できた。そんなもの、俺のふさふさな頭にかかれば造作もないことだ。

…俺が連れてきたのである。
要するに、あのチンポコ野郎と同じミスをしたのだ。
道理で追っ手がこなかったわけだ。

対蜘蛛戦に備えた猛特訓の成果をこんなに早く試せるとは思わなかったぜ。
出撃準備で慌ただしい喧噪の中、一人で反復横跳びを繰り返す俺は、いったいどんな目で見られていたのだろうか。

「あんれま! 誰さね、こげなとこに水こぼしたのは!」
隊員が出払い、静まりかえった支部の中で、掃除のおばちゃんが水浸しになった更衣室で嘆いていた。

「こちら第9班! 巨大生物が襲ってきました!」
「こいつら、俺達を喰うつもりだぞ!」
「おい!落ち着け! 取り乱すな!」
「こちら第5隊、現地に到達、戦闘準備に入ります!」
「しまった! 囲まれてるぞ! 撃て! 撃てえ!」

そこはさながら戦場だった。「さながら」は不要だった。
赤と紫の鮮血が大地を染める地獄で、俺も果敢にビルの陰に隠れていた。(真打ちはもったいぶって登場するものだ)
銃撃音、爆発音、糸に巻かれる隊員の悲鳴、恐怖に取り乱す隊員の絶叫、気が触れた隊員の大爆笑、ビルの陰から飛んできたロケット弾に吹っ飛ばされる市民の断末魔。
この世のあらゆるネガティブサウンドをかき集め、いっせいに放り出したようなパレードが始まっていた。

圧倒的な数の蜘蛛。糸だらけになった市街。全体が蜘蛛の巣になったようであった。かつての平和はそこにない。
お祭り騒ぎを肴にのんびり一服していたものの、そろそろ退屈になってきたので俺も出ることにした。

じゃじゃじゃーん!真打ち登場!

路地に躍り出た瞬間、お食事中の蜘蛛が一斉にこちらを振り向く。なかなか嫌な光景だな。
しかし、貴様らはすでに俺によって研究され尽くしているのだ。逃げるなら今のうちだぞ。
俺は反復横跳びしながら奴らを牽制する。
蜘蛛の一匹が、もぐもぐしながら尻を上げた。

ビシューッ!
放たれた糸を間一髪で避けた俺は、すかさずゴリアスを構えた。
───飛べや。
カチッ。
………。
…あれ。

うんともすんともいわないゴリアスD。訪れる沈黙。
Oh! リロードすんの忘れてた!
くそっ。逃げまどう市民を誤爆していたのが今さら凶と出るとは!

ビシュビシュビシューッ。
途端に降り注ぐ糸の雨。やばい!やばい!
俺は大慌てでリロードし、蜘蛛が密集している地点を狙って引き金を引く。
ボシュッ!
放たれたロケット弾は一直線に飛んでいき、明後日の方角へと消えていった。
………。
射撃の瞬間、糸に脚を捕らわれ転倒した俺は、作戦の誤りを悟っていた。
市民を誤爆している場合ではなかった、と。

蜘蛛が驚異的な跳躍力で宙を跳ぶ。次々に飛ばされる糸を避ける手段もなく、瞬く間に身動きが取れなくなっていく。俺を捕食するべく、我先にと集まってくる蜘蛛ども。
絶体絶命の状況になりつつも、俺は笑っていた。
そうだ、もっと来い…

ドカーン!

蜘蛛が牙を突き立てようとしたその時、紫の鮮血が炸裂した。くぐもった悲鳴がこだまし、肉片が四散する。爆圧は糸を焼き切り、叩きつけられた死骸がビルのガラスを突き破って中に転がり、机の下に隠れていたOLが恐怖に気絶する。

───俺様を喰らおうなんざ考えが甘えんだよ。
貴様らがいくら糸を吐こうが、俺にはアーマースーツがある。生身の貴様らとは格が違うんだよ。肉を切らせて骨を断つって言うんだ、憶えとけ。
自由を取り戻した俺は、ゆらりと起き上がりながら不敵な笑みを浮かべた。
実はかなり痛かったりするんだが、それを気取られるわけにはいかない。

ゴリアスDのゼロ距離射撃を目の当たりにした蜘蛛は明らかに怯え、後ずさりする。
くくく、それでいい。できればそのまま帰ってくれ。

しかし、蜘蛛は気を取り戻すと、再び襲いかかってきた。なにが奴らをそこまで駆り立てるのかは知らない。そんなに腹が減ってるのだろうか。
なかなかいい度胸をしていると言えよう。
だがな、糸が通用しないとわかった今、貴様らの勝算は失われたのだ。
数の差が戦力の決定的な差ではないことを教えてやる!

ある蜘蛛はAS-18で蜂の巣にされ、別の蜘蛛はゴリアスDに吹き飛ばされ、目測を誤って銃口にかじりついた蜘蛛は瞬間の後に頭部を失った。

アーマースーツが紫色に染まりきる頃、街は静けさを取り戻す。
最後の蜘蛛が生命活動を止めたのを確認した俺は、その場に座りこんだ。いい加減ぎりぎりだった。
平穏な街は、たった数時間で異臭が鼻を突く死の街と化した。
あたりを見まわし、いったいどうしてこんなことになってしまったのかと怒りを覚える。
記憶を辿ると原因がわかったが、気づかなかったことにする。

「飛行物体が接近しています!注意してください!」
支部からの通信が入った。
見上げると、あの中型円盤が1隻降下してきていた。
うわ、まだ来るのかよ…。

しかし、こちらの存在に気づいてないのか、中型円盤は見当違いの方向へ降下していった。
幸い距離もあるし、数も1隻だけだ。ここは奴がどれくらいの性能をもっているのか観察するべきだろう。むざむざ攻撃範囲へ入りにいくこともあるまい。

奴はそのまま下降すると、停滞を始めた。攻撃してくる様子はない。
じゃあなにをしにきたのか?
思いきって接近すると、そこには信じがたい光景が広がっていた。
中型円盤の下に群がる、蜘蛛、蜘蛛、蜘蛛。

なんてことだ。つまり、あの円盤は占領部隊を輸送してきたということか。
だが、まだ気づかれていない。奴らは制圧したと思いこんでるのだろう、見るからに油断しているようだった。
とはいえ、このままでは見つかるのも時間の問題である。ここは先制攻撃をしかけた方が得策だ。

ゴリアスを構える一方で、俺はさっきからひとつのことが気にかかっていた。
あの機動歩兵を貫いた光線だ。
光線は、マザーシップが現れた方角とはまったく別から飛んできたことに。

…あれはマザーシップのものじゃない。
俺は言いようのない直感に不安を感じたが、こちらの存在に気づいた蜘蛛の相手に必死でそれどころじゃなかった。
支部の物干し台には、捨てたはずのアニメTシャツが干されて風にそよいでいることを、この時の俺はまだ知るよしもなかった。

Comment Res.

>ヘタレ隊員さん
お気にインサート&毎日観察ありがとうです!
地球防衛日記、やっぱり他にもやってる人がいるんですね。わーい!
では早速…といきたいところなんですが、今はネタバレを防ぐべく一切の外部情報を遮断しているので、読ませていただくことができません。このキャンペーンが終わったらまとめ読みしに行きますから、それまで消さないでくださいね。約束ですよ!

>寝起きのケンさん
書いてる本人、「これ本当に面白いのか?」とか「自分の面白さ=他人の面白さは成立しているのか?」とか常々疑問に思ってたりするので、こうやって応援メールをもらえると少し安心します。やっぱ大きな労力が必要なキャンペーンですから、根性だけではどうにもならない部分もあって、そういう時は今までいただいてきた多くのメールを見て発奮したりしてますよ。(笑)
あと、メールフォームはメールボックスの容量限界が文字数制限です。今のところは悪戯する人もいませんので、事実上無制限と思ってもらって大丈夫です。
防衛日記はすごく見たいのですが、ただいまネタバレ回避中ということもあって、Webページ型式の方が後でまとめ読みできてすごくありがたいです。地球防衛軍サイト作りましょうよ。ね!
でも、ダロガには応援してほしくないです。あぁやめて! そんなにブン回したら死んじゃう!

>sinさん
テクニカル操作に非対応 < ノーマル操作でインフェルノをクリアできる
ここが重要です。俺は初プレイ後1時間くらいでノーマル操作に絶望した人間なので、ことさら偉業に思えてしまうのかも。

>ブラック・リボルバーさん
そうなのです。休むことは超大切なのです。ここでいう「休み」とは「他のことをする時間」であり、漫画の手伝いでもなんでもいいんですよね。
このページに「毎日更新」は義務づけてないので、これからも時々更新をサボると思いますが、その時はリフレッシュしてると思ってくださいませー。

>レオパルドさん
なんですかインポッシブルて。もしかして今の俺が知っちゃいけなかったことですか。見なかったことに。見なかったことに。
お友達の手伝いは無事に頑張り終わりました。オーディンの称号を授けていただきました。その心は「現れたら無敵だけど滅多に出てこない」だそうです。出てきてよかったですね。
これからもまったり風味でよろしくお願いしますねー。


<< 前のページ次のページ >>
お手伝い日記また更新停止中
総目次
Page Index
日付 題名 概要
2005.8.1今後のご予定とりあえず日記だけ
2005.8.2クールダウン期間中まだ未プレイ
2005.8.3第1話 侵攻開始Mission1〜3
2005.8.5できない日々できない続き
2005.8.6第2話 黒の使者Mission4〜6
2005.8.7第3話 業火Mission7
2005.8.8第4話 機動歩兵Mission8
2005.8.9第5話 追撃Mission9
2005.8.10お知らせちょっと小休止
2005.8.12お手伝い日記更新停止中の更新
2005.8.15第6話 糸使いMission10〜11
2005.8.16また更新停止中不可抗力
2005.8.18第7話 究極兵器Mission12
2005.8.20第8話 帰ってきた英雄Mission13
2005.8.22第9話 輸送船強襲作戦Mission14
2005.8.24第10話 相棒Mission15
2005.8.26第11話 上陸阻止作戦Mission16
2005.8.28ダロガたんの罠実は俺描いてない
2005.8.29サボりたまには遊びたい
2005.8.31泣き言over 600
2005.9.4第12話 宿敵(前編)Mission17〜19
2005.9.5第13話 宿敵(後編)Mission17〜19
2005.9.6お知らせ2条件変更