地球防衛軍2
武器一覧

バリバリ撃ってザクザク殺れる特攻作戦専用の突撃銃。弾が切れても銃剣で生物系の敵を攻撃できる。嘘。
前作では文字通り撃ち放題の快感兵器だったが、2では敵の死骸判定により価値を大きく落とされてしまった。いくら撃っても敵の最前列にしか当たらず、大群が押し寄せてきたからって闇雲に撃ってもほとんどは死骸に吸い取られる。それはそれで面白い要素ではあるけど、もはやアサルト（突撃）でもなんでもない。ただの銃。

ついでに、今作のインフェルノでは突撃すると軽く死ぬ。もっとも相性が良い黒蟻も出番が減り、しかも多くはアサルトが役に立たない敵とともに出てくるので、蟻のために装備するにはリスクの方が大きいと言わざるを得ない。活躍するのは序盤のうちだけ。
もちろん、それでもあえて装備するのが男の進むべき道である。

前作と同様、序盤のうちは存在意義すら怪しく、高難易度になるほど価値を倍増させる不思議カテゴリ。インフェルノになるとライサンダーなしでのクリアは不可能なんじゃないかっていうくらい多用する。というかライサンダー2/F/Zとハーキュリーだけあれば他はゴミと言って差し支えない。

前作では一方的に蹂躙できる最強の銃ではあったが、今作ではインベーダーも遠距離攻撃を学習したので、いつまでもズームしてると飛ばされる。また、ディロイ・インペリアル・蜘蛛などの新敵は狙撃避けが施されており、ダロガ・円盤・蟻のように馬鹿正直には突っこんできてくれない。
それでも遠距離狙撃が有効なことに変わりはなく、今作でも外周作戦のお供として大活躍。

いわゆる散弾銃。細かい照準がいらないため、動きの速い航空戦力に効果を発揮する。ダメージ重視のSGシリーズ、連射重視のスパローシリーズ、拡散性重視のガバナーシリーズ、と憶えとくとわかりやすい。射程は総じて短め。

特に多く使うのは後期型のSGシリーズで、SG-7/99/100は弱体化されたアサルトライフルの穴を埋めるのに最適な良武器に仕上がっている。敵の吹っ飛ばし能力も高く、死骸が邪魔にならないのも強い。羽蟻なんか画面から消えるくらい気持ちよく吹っ飛んでいく。
もちろんそんな上手い話ばかりであるわけがなく、やたらリロードが長いために、これをカバーする作戦が必要。

ガバナーシリーズは広範囲を攻撃できる反面、弾が散りすぎて狙った敵を仕留めるのが難しい。使えるミッションと使えないミッションがはっきり分かれるから、よく考えて選ばないといけない。

スパローシリーズは…まぁ気が向いた時に使ってあげて。

イージー～インフェルノ序盤までとにかくお世話になりまくる爆発物のスタンダードカテゴリ。
ゴリアスシリーズは地球防衛軍の代表的な武器であり、一部を除いて「威力そこそこ・回転が早い・弾速がやや遅い」という特徴を持ち、使いやすさはピカイチ。
しかし性能の頭打ちが早く、ゴリアス2～ゴリアス99の間に穴があるため、この間はUM-3シリーズにバトンタッチする必要がある。ゴリアス99はインフェルノ序盤までは無敵の強さを誇るので爽快な無双を楽しもう。

ボルケーノは横に広がるW型が登場したものの、弾速の不条理な遅さは相変わらずで使用局面はほとんどない。ただ、6Wは神武器だけあってかなり強い。手に入れたら積極的に使っていきたい。手に入れられたら、ね…

なお、ロケットランチャーの射程はジェノサイド砲以外は一律3000mなので省略。（ジェノサイド砲の弾は30秒で消える。距離的には4000mくらい？）

撃てば勝手に敵へ向かってくれる、初心者の強い味方。ただし誘導目標は「一番近い敵」であり、頭脳的な使用はできない仕組みになっている。つまり単発の攻撃力が低い序盤系のミサイルはダメージが拡散してしまい、敵の数が全然減らないという罠。

終盤系ミサイルは強力な代わりに連射が効かず、敵の大群が押し寄せてくるこのゲームでは使用局面はどうしても少なくなる。それでも前作ではソルリングXが円盤キラーとして三種の神器に祀られていたものだけど、今作では強すぎる新敵の登場により、出番をめっきり減らしてしまった。その代わりプロミネンスの使いどころが増えている。外周作戦のお供に持っていくと強いだろう。

このカテゴリには共通して「撃破しても誘導判定が数秒残る」という欠点がある。誘導判定が消える前に撃つと、次の敵でなく死骸を追ってしまい、連射能力に劣る終盤系ミサイルでは時に致命的ですらある。目安としては「敵の死骸が接地したら」次のを発射しよう。

前作に引き続き出番に乏しい手榴弾。時限起爆式と接触起爆式に分かれ、接触起爆式は型式名の後ろにAがつく。
弾数なしで何個でも投げられるように見えるが、実質的には4秒に1個しか投げられず、火力としてはたいしたことない。しかも遠くまで飛ばせない。
接触起爆式は投げモーションのせいで近接戦だと自爆しやすく、時限起爆式は最短でも5秒と微妙。
遊び心や縛りでもない限り使用局面はない。

グレネードカテゴリの主役。放物線を描くように飛ぶのは前作と同じ。「照準に向かって飛んでいかない」というのは扱いにくいもので、熟練しないとまともに使えない。
その代わり同じレベルのゴリアスより威力が高めに設定されていて、使いこなせば強力である。
インフェルノでは定番のUM-XAも重宝するが、今作はサッカーグレネードDも大活躍する。

前作ではまるで謎の存在だったが、今作では地下洞窟マップの登場によりまともな活躍の場を与えられた。特に通路状の場所ではなかなかの威力を発揮する。
まぁあんまり使わないことに代わりはないんだけど。（ダメじゃん）

前作では燃費の悪さ・リロードの長さ・攻撃力の弱さという3拍子で役立たずの地位を不動のものにしていたが、その特徴を引き継ぎつつ「羽蟻キラー」の名を与えられた。広範囲に長く残る攻撃持続力を活かし、「ダメージを受けると着地する」という習性を持つ羽蟻をまとめて着地させることができる。あとは爆発物1発で壮絶な悲鳴をお楽しみいただける。
また、地上の敵に対しても強力な足止め効果を発揮し、次々と集まり悲鳴を上げながら一網打尽にされる様は、まさに「飛んで火に入る馬鹿な虫」と言えよう。
前作にあった障害物貫通能力はなくなり、壁に沿うようにして進む仕様に変更されている。処理落ちも軽減されたのはプログラマの苦労の成果だろうか。

火炎砲は今作初登場の新武器。火炎砲→灼熱火炎砲→マグマ火炎砲の順に強くなり、2流RPGのようなネーミングが泣かせる。
特徴として敵を貫通し、障害物に沿って進む。アサルトライフルのような欠点がなく、大群相手でも前から後ろまで満遍なくダメージを与えられる。特に地底マップでは卑怯なほどに強い。
攻撃力自体はそこそこ高いものの、弾速が速いために敵との接触時間が短く、実質的にはそれほどでもない。また、距離が遠くなるほど冷めて弱くなる。
AS-22RRを超える25秒という持続時間も魅力だが、リロードの長さをどう埋めるかがポイントになる。

パチンコ玉ほどの超小型爆弾を10個単位で鷲掴みにしてバラまく、ネーミングだけが売りの武器。範囲攻撃力には優れるものの単発の攻撃力が低く、高難易度では使いものにならないのは前作と同じ。
爆殺は自爆上等で密着投擲すると結構強い。

前作ではそこそこ回復したが、今作では大きく弱体化した。リペアースナイパーとかなんの冗談かと思うくらい回復しない。αはそれなりに回復するもののSレア指定で滅多に手に入らず、入ったところでその頃にはもう使いどころはない。
敵に吹きつけるとダメージを与えてるような反応をするが、実際にはダメージも回復もない。スプレーはその場にしばらくとどまるので、蟲の足止めに使えないこともないかもしれない。

接近専用の八つ裂き銃。どれも強烈な破壊力を持ち、接射なら雑魚は瞬殺、大型の敵も秒殺する。射程は短く説明書には「わずか数メートル」と記載されているが、実際には30mほどは伸びる。（しかし体感的には10mくらいである）
拡散型の無印と集中型のスラストタイプがある。スラストタイプは攻撃を集中させやすいが、レイピア自体がもともと絶大な破壊力を持っており、加えて30mまで近づくと敵の方から突っこんでくるために、攻撃範囲の狭さによるデメリットの方が上まわる。
無印タイプは数が少なく、マスターレイピアが出てくるハーデスト後半まではGスラストしか選択肢がないのが難点。
また、レイピアは円盤・精鋭との相性が悪いので注意が必要。

レーザーなのに数十mしか届かないショートレンジ収束レーザー砲。しかし射程と引き換えに得た破壊力は凄まじく、インベーダーの分厚い装甲も難なく貫通する。
どのモデルも小型雑魚は一撃必殺の威力を持ち、燃費も優れたものが多い。逆に、燃費が悪いものは威力が桁外れになっている。
レイピアとは相性が悪い円盤・精鋭にも大きな効果を期待できる。
しかしレイピアがあまりにも万能すぎ、耳かきの先っぽ程度射程が伸びたところで高難易度では変わらないため、使用局面はそんなに多くないという恵まれない武器。

どれもこれも似たような性能ながら確実なスペックアップを果たしていく、スタンダートなレーザー砲。陸戦兵のアサルトライフルに相当するもので、たまに混入する2WAYなどの罠に注意すれば、燃費も良く飛びながらでも射線がずれないため、逃げ撃ち作戦で効果を発揮する。ただし一目標に数秒間照射する必要があり、大群相手には分が悪い感は否めない。
「ダメージの低さを連射と持続時間でカバー」という発想において、AS-22RRと共通するだろう。

電気の力を兵器に応用したカテゴリ。連鎖電撃銃のイズナシリーズと人工雷を発生させるエクレール/サンダーボウシリーズ、その他の粗悪品に分類される。いずれも電撃に指向性を持たせて発射するという点で同一であり、反射しながら進み複数目標にダメージを与えられるという特徴を持つ。
このカテゴリではとにかくサンダーボウの独壇場で、特にサンダーボウ30はインフェルノでは必須武器のひとつである。

横に広く拡散するイクシオン、ショットガン的なダイナスト、意味がよくわからないパルサーショットが存在する。いずれもエネルギー直結方式を採用しており、闇雲に撃つとあっという間にエネルギー切れを起こしてしまう。
代表となるイクシオンは強力な代わりに飛行中の狙いが定まらず、地上でしか使えないという不思議な縛りが課せられている。
パルサーショットは非常に珍しい属性兵器で、機械系の敵にしかダメージがない。とはいえ30％も使って2100ダメージにしかならないのでは話にならない。
基本的には使用機会に恵まれないカテゴリである。

目標に急接近して強力な一撃を与えて速やかに離脱することが基本思想であるペイルウィングにとって、狙撃兵器というカテゴリには多くの異論があったが、蟲の大群に突撃させてばかりいるのもいささか無茶なので仕方なく開発されているカテゴリ。実際、そんな感じの仕方ない性能ばかりが揃っている。
特にサンダースナイパーは狙撃兵器としてなにか大事なものを置いてきてしまったようで、燃費の悪さに加えて単発の威力も低く、単にサンダーボウの射程を伸ばしただけの救いようのないダメ武器に仕上がっている。
基本的にはLRSLで固定ではあるが、使いどころを考えればモンスターも有用。
すべてエネルギー直結方式を採用しているため、計画的な使用が要求される。

小型のジェネレータを内蔵したペイルウィング専用の手榴弾。必要なエネルギーを自分で生成するため、飛行ユニットのエネルギーを消費しないのが最大の特長。投擲するとまばゆい光を発しながら飛んでいき、接触地点で爆発を起こす。
近距離用爆発物としては意外と優れており、Fならインフェルノの酸蟻やバゥも一撃の破壊力がある。
ただし非力なペイルの腕力では遠くに投げられないようで、射程はせいぜい50mといったところ。

強力なプラズマ砲を遠くへ飛ばすために開発された兵器。しかし必要なエネルギーが膨大でジェネレータを内蔵できず、飛行ユニットから供給を受ける。
発射されたプラズマ砲は放物線を描くため、照準通りには飛んでいかない。
近距離戦に特化され遠距離が冷遇されているペイルにとって非常に貴重な遠距離爆発物ではあるが、冷遇されているだけに威力や燃費といった点で効率が悪く、インフェルノ序盤あたりで引退を余儀なくされる。

謎の部分を多く秘めた小型の粒子エネルギー砲。思考時に脳が発する波長を検知して荷電粒子砲を発射する。発射されたエネルギーは光線状の姿をなし、発射時に一番反応が強い物体を追尾する。これにより、使用者にもっとも近い敵が標的になる。
本来は使用者の意図するままに飛ばすことを目的に開発されたが、人類の技術力ではそこまでの制御は実現できなかった。

インベーダーテクノロジーから生まれた反重力エネルギー体。
このエネルギー体は融合物質に接触すると反重力を発生しながら崩壊現象を起こす。このときのエネルギー放射を利用して攻撃を行う。
携帯時は安全ピンによって保護されており、使用時は手榴弾のようにピンを抜いて投擲する。
崩壊のタイプによってパンドラ系、サンダー系、ヘブンズゲート、そして偶発的な事故から生まれたアルマゲドンクラスターが存在する。アルマゲドンクラスターは融合物質に禁断の物質を用いており、付近一帯に壊滅的な破壊をもたらす。